So-net無料ブログ作成

サルでも分かる!三大宗教とは? [書評]

 世界三大宗教って知っていますか?
 ユダヤ教キリスト教イスラム教だそうです。
 これが四大宗教になると、ヒンズー教が加わります。ちなみに仏教はその次くらいでしょうか?

 ボク? ボクはガチガチの無宗教です!
 ではなぜ宗教の話なんかを? と、疑問に思われる方もいらっしゃるでしょう。
 それは<音楽>を理解しようとすると<歴史>を、<歴史>を理解しようとすると<宗教>を理解しないと、さらに先の深い部分まで到達出来ないからです。
 そのことに関しては、改めて書こうかと思っています。なので、ここでは割愛します。


◆『ユダヤ・キリスト・イスラム集中講座/井沢元彦著』(徳間文庫 ¥590+ 税)

 ちなみに作者の井沢元彦さんは、日本を舞台にした歴史・伝奇ミステリーを主に書かれてきた方です。

 彼はそれぞれの宗教を理解するのに、「一神教」というキーワードを掲げています。
 仏教もヒンズー教も多神教です。それに対し、ユダヤキリストイスラム教はみな一神教です。この一神教は、呼び名は違えど、どれも同じ神様です。
 具体的には、
 ユダヤ教⇒ヤハウエ(またはエホバ/読み方の違いだけです)
 キリスト教⇒神(THE GOD)
 イスラム教⇒アッラー(アは英語でいうところのTHE/ ラーも英語にするとGODの意味)

 では、何が違うのか? 何故、お互い反発し合うのか?

 ここで、それぞれの主張に耳を傾けてみましょう。

◆ユダヤ教⇒もともとユダヤ人のための神様、ヤハウエのみを信じる。イエス・キリスト(キリスト=救世主の意味)は人間であり、神ではない。だからキリスト教は認めない。

◆キリスト教⇒キリストは神の子である。神と子(キリスト)と精霊は三位一体である。よってキリストは神である。キリストが神であることを否定するユダヤ教とイスラム教は認めない。

◆イスラム教⇒神様は一つである。キリストは預言者(注1)の一人であって、神ではない。神の言葉は最後の預言者ムハンマド(モハメッド)に伝えられ、クアラルーン(コーラン)こそが正しい神の言葉である。その中でユダヤ人は卑下して表現されている。なので、ユダヤ人を同等には考えられない。

 失礼を承知の上で、ごくごく短く、それぞれの主張の相違点をまとめてみました。
 素人目にも”こりゃ~、仲良くなんて出来ないよなぁ・・・”と思ってしまいます。で、案の定、今になっても仲が悪いわけです。

 この本が出色なのは第二部で、各宗教の代表者に作者がインタビューを行っている部分です。お互いをどう思っているかが、かなり率直に引き出されていて、興味深い。それにしても、これを読む限りでは、誰も悪くないように思えてしまうのはどういうことだろう・・・。

 (注1)預言者
 ここで言う預言者とは、神の言葉を授けられた人という意味で、けして未来を当てる予言者ではない。ちなみに旧約聖書に登場するモーゼも預言者の一人。

 


タグ:宗教
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。