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『スティーヴ・ハーレイ&ザ・コックニーレベル』 [音楽]

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          『THE BEST OF STEVE HARLEY AND THE COCKNEY REBEL』


 Q:日本人がロックに対して持っている盲点は?
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 A:ブリティッシュ・ロック音痴

 異論もありましょうが、ブリティッシュ・ロックって、実はどうも正当に評価されているとは言い難いところがあるような気がします。

 ビートルズ、ストーンズ、ハードロック系は例外としても、本国の人気に対して、どうもちゃんと評価されていないというか、無視されている方々がたくさんいらっしゃるのに、どーも納得がいかないんですね。
 アホの一つ覚えのようにヤードバーズをブリティッシュ・ロックの源流とするのは理解出来なくもないのですが、それならスペンサー・デイビス・グループやスモール・フェイセズだって、同等とは言わないが、もっとずっと評価されるてしかるべきではないですか?

 プログレの世界においても、イエス、クリムゾン、ピンク・フロイド等は確かに偉大なグループなので、現状の評価にはまったく文句はないです。ジェネシスもEL&Pも素晴らしいバンドです。でも、ジェントル・ジャイアントのあまりの評価の低さ、というか、ほとんど無視は解せません。

 そんな不当な評価に甘んじているのが、今回紹介するスティーヴ・ハーレイ&ザ・コックニーレベル。

 確かに彼らはデビューのタイミングがグラムロック末期だったものだから、その延長線上で(日本では)紹介されてしまったのがそもそもの間違い。今でこそ<パンクの帝王>などと神格化されているイギーだって、当時はまったくのキワモノとして扱われていたのを否定出来る人はおそらくいないはずです。真っ当に評価どころか、聴かれてもいなかったんですね。
 同じくこのスティーヴ・ハーレイもへんてこグラムロックの一変異として紹介されただけで、ちゃんと聴いている人なんて誰もいなかった。本国イギリスではヒット曲を連発していたにもかかわらず。

 イギリス人特有の皮肉や屈折感などは、アメリカ人のように単純でない分、誰でもがすぐに理解出来るものでもなかったりするものだから、実は日本人にとってはブリティッシュ・ロックっていうのは鬼門なのではないでしょうか? でも、ロック史の中に埋もらせてしまうにはあまりにもったいなさ過ぎます。
 一度、日本の評論家が語るブリティッシュ・ロック史と、イギリスの音楽好きが語る自国のロック史を並列して眺めてみたいものです。多分、かなり違うと思いますよ(笑)
 
 まあ、それはともかくとして、ぜひ、

 Steve Harley & Cockney Rebel - Sebastian

 で、YouTubeを検索してみて下さい。

 デヴィッド・ボウイとブライアン・フェリーを足して2で割ったようなユニークな個性が楽しめますから。何気に名曲多し。


 追記:彼の「Make Me Smile(Come Up And See Me)」はしがない中年失業者が男性ストリッッパーを演じる爆笑映画、『フル・モンティ』(必見!) の主題歌になっています。
 また、彼の絶頂期を体感出来るのライブ盤『FACE TO FACE』は、観客も一緒に大合唱するこれぞ英国! という大傑作。ああ、一緒に会場にいれたら・・・。

タグ:ロック
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コメント 1

萩原水音楽

スティーヴ・ハーレイ、よいですな。1974年(高校生のときね)から好きです。
名曲が多いし、エレキギターがギャンギャンいわないのもいいし、哀愁をふくんだ(?)ヴォーカルもよいし、ルックスもよい。
つまり、全部いい。最近のライヴ映像も見ましたが、往年の美少年ぶりは影をひそめましたが、う~ん、いい歳のとり方をしてらっしゃいますな。
あたくしもこうありたいと思う今日この頃(無理無理)
by 萩原水音楽 (2015-05-17 22:09) 

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