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『風景画』(維新派) [演劇]

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                   『風景画2011(池袋バージョン)』維新派



 野外劇を得意とする維新派が「風景画」シリーズと銘打って、異なる場所で展開する新しい演劇の形。
 岡山県犬山の浜辺を舞台にした公演に引き続き、場所を都市に移行し、都市としての「風景画」を模索する。
 選ばれたのは池袋西武デパート4Fの広場。階下には西武池袋線があり、ひっきりなしに列車が走っているのが目に止まる。もちろんそれに併せて騒音も一緒に響く。
 当日は朝から雨模様。公演開始の夕方5時前には止んだものの、いつ降り始めてもおかしくない暗い空。なので事前に用意したポンチョ(100均で購入)を着ての観賞となった。ちなみに隣には "和服の美女" の名で時々登場する女性も参加。ボクの好奇心につきあってくれる奇特な女性なのだった。不覚にも携帯電話を忘れてきたので、待ち合わせにかなり難儀したのはご愛嬌、、、では済まないわな。ごめん!

 いつも通りの白塗りに白シャツ、膝までのズボンという出で立ちの2人の少年。足で地面に引くラインは直線なれど交わらず。しかし、幾度となく繰り返すうちに、バラバラだったものがやがて交わり、目に見えぬナイフを持つ者、それで刺される者という(風に見えた)対立関係に発展する。
 直線だったり、四角だったり、形を変えながらも、幾何学模様への偏愛のようなものがいたるところに見受けられ、シンメトリーでありながら、微細な個所はそれを外してあるような、やっぱり一筋縄ではゆかないかたよりみたいなものが強く感じられるのだ。
 今回は縦への広がりではなくて、平面地図に何を描くか・・・を問題にしているようで、だから雛壇の上の方に偶然、ポツンと空いていた席に陣取り、俯瞰の位置から眺められたのは、良かったようだ。

 何度となく眺めているはずの池袋という都市の風景も、いつもと違って感じられたのは、やっぱりこの芝居だからこそなのだろう。
 

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