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建築学概論 [映画]

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 『グランドマスター』がダメな人が、これは面白いから、ぜひ観て欲しいと言っていたので、根が素直なワタクシは、その言葉を信じ、鑑賞券なしの¥1,800も払って、観てきましたよ。

 韓国映画は「シュリ」に始まって、「猟奇的な彼女」とかは観てますが、韓流ブームが沸き起こってからは観てません。特に理由はないのですが。
 そんな中、本当に久々に劇場に足を運んでみると、やっぱり観客は女性ばっかり。それもオバさん率が異様に高い。そして、熱狂的なファンと思しき会話が聞こえてきたりと、、、。
 なるほど、この雰囲気が苦手なんだな、と、韓国映画を観なくなった理由を勝手に解釈してみました。

 それはそうとして、映画は、面白かったです。ベタな話を臆面もなく展開してしまうところなど、今の日本人には恥ずかしくて無理。逆に、どこか懐かしくて、ラブ・ストーリーをまさに正統派のラブ・ストーリーとしてきっちり描いてみせる手腕はたいしたものです。

 若手建築家スンミンの前に、突然、大学生時代につきあっていたソヨンが現れ、自分が住む家を作って欲しいと言う。
 「大学時代に作ると約束したじゃない!」と、半ば一方的にその約束を今になって強要され、スンミンは渋々設計を始めるが、彼の中には、未だ苦い想い出となって残る、大学時代の彼女の存在があった。
 15年前・・・。建築学科に通うスンミンは、音楽学科に在籍しつつ、建築学科の講義に参加するソヨンに心惹かれる。
 ある日、建築学の講義で、自分の住んでいる近くを写真に撮ってきなさいという課題が出され、家が近いこともあり、歩く先々で顔を合わせてしまう。そんなことがあり、親しくなる二人だが、スンミンは女子生徒の憧れの存在である建築学の先輩に恋心を抱いていた・・・。

 と、まあ、うろ覚えだけれども、こんなストーリー。

 誰でもが経験したであろう、精神的に幼いゆえに、成就しなかった恋愛。相手のことを好きなゆえに、ちょっとしたことが気になってしかたがない。信じてあげればいいのに、信じられない。相手のひと言に大喜びし、また、相手のひと言に、絶望する。
 大人、というか、中年になった今では、結婚していても、性格も育った環境も異なる、自分とは別の人格であると、嫁さんのことを考えられるようになっているけれど(これって、恋愛にとっては退化?)、10代の頃はそんな分別は持ち合わせてはいなかった。
 この映画の2人も、お互いが好きあっているにもかかわらず、ちょっとしたボタンの掛け違いで、お互いの関係がもろくも崩れ去ってしまう。
 あれから15年後、後悔を胸に、今ならやり直せるのだろうか・・・?

 ラストは苦い。それが大人の現実だろう。ベタベタな恋愛物語を描きながらも、そこに溺れない作者の冷静な視点がある。
 それと、小道具の使い方が上手。

 2度、3度と劇場に足を運ぶリピーターが存在するのもうなずける作品です。


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