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アンドレアス・グルスキー展 [アート]

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 アートなんてなくたって、日常生活に支障をきたすわけでもないし、必要かと言われれば、あえて必要だとも思わないし・・・
 という意見もあるかと思います。
 それはそれで間違ってはいないだろうし、その人がそう言うなら、まあ、あえて否定もしません。
 この前ラファエロ展で観た「大公の聖母」だって、観なくても、特に支障はありません。
 でも、なにかドキッとさせるものがアートと呼ばれる作品群にはあります。
 日常でない非日常に観る者を引き込む<力>が、溢れていると、勝手に思い込んで、美術館へ足を運んでいます。

 アンドレアス・グルスキーという名前は、初めて聞きます。
 ドイツの写真家だそうですが、どんな顔をして、どんな写真を撮るのか、まったく未知の人です。
 でも、知らないから知りたいという欲求は、ボクの専売特許でもあったりして、結局、出掛けてみました。

 久々の新国立美術館は、日本でも有数の、現代の美術館らしい美術館です。
 建物自体がアートな感じで、建物の中にいると、ここが日本であることを忘れてしまいそう。例えるなら、パリって雰囲気。カフェもあるしね。

 広い会場に、大きな写真が、ドンッ! と、並べられております。
 まず、写真の大きさに驚かされ、次いで、色の鮮やかさに驚かされ、最後に、奇妙なめまいのようなものに襲われます。
 作品は風景を写したものが多いのですが、なぜめまいかというと、ピントが、撮影者から近いところも遠いところも等しく合っていて、それが感覚を狂わせるのではないかと考えられます。

 ツールド・フランスのコースとなった山なりの道を、山の上から撮影したもの
 広大な砂漠に走る道路
 北朝鮮の一糸乱れぬマスゲーム
 ニュートリノを観測するために、地下1000mに存在した観測装置、カミオカンデ。
 空港の掲示板とカウンターと乗客
 巨大デパートのお菓子売り場

 それらが、圧倒的な迫力で、観る者に迫ってきます。
 岡本太郎の「太陽の神話」を観た時と同じ、ただ、そこに存在するだけで圧倒されてしまう。
 これは理屈ではないので、体感していただくしかありません。。
 確か9月頃まで開催しているはずだから、ぜひ、実際に自分の五感で感じとって欲しいなあ~。
 

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Pan

私も見ました。
感想は目がちかちかしてしまいました。
それにしても最近メディアでよく紹介されていますね。

by Pan (2013-07-26 15:40) 

TAO

Pan様

確かにボクも目がクラクラしましたよ。
遠近感が無視されたようなといえば気持ちは伝わりますかね。
それにしても、デカさは、れっきとした武器です。
by TAO (2013-07-26 23:51) 

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