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柳家小三治で落語を聴く [落語]

 ワタクシ、すっかり忘れてました!
 何をって?
 落語を聴きに行くのを。
 最近、出張が多くて、けっこう忙しかったりするもんだから(それにかまけてこのブログもアップしていないし)、落語のチケットを購入していたことをすっかり・・・。
 それも小三治だってんだから、まさにプラチナチケットですよ! 行きたくても行けない人多数なんだから。

 出張から帰って来た12月2日(金)の夜に、嫁さんに土、日の予定を確認していたら、
 「あれ、3日は落語に行くんじゃなかったっけ !?」
 と言われ、
 「あっ、そうだった !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 
 そんなわけで行ってきましたよ、吉祥寺の前進座へ。


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 午後の部の開園時間は19時。客の平均年齢高し。なので集まりも30分前の開場時間にはけっこうな数の人がすでにいたりする。まあ、ボクもそのうちの一人なんだけれど。

 
 【柳家緑君】
 緑君と書いて、ロックンと読むそうな。まだ若い二ツ目。以前、NHKのドキュメンタリーで小三治の特集を放映した時、湯呑を出すのを忘れて一躍有名になったという逸話あり(笑)

 【古今亭菊六】
 名前に「菊」のつく人は女形が上手いと気がついた。これは単なる偶然なのか? それとも何か訳ありなのだろうか?
 このあたりになるとグッと噺家らしくなる。『猿後家』での猿に顔のそっくりな後家さんの、おだてられた時の嬉しそうな声色が見事。

 【柳家三三】
 昨日、名古屋から帰ってきてって、それ、ボクと一緒じゃん! なんかすでに親近感が沸きます。
 無一文の2人が寺でやっかいになり、和尚のいないスキに酒飲んで、おまけに死人の戒名までつけて・・・。ドタバタ噺が笑わせる。

 ~仲入り~

 【林家正楽】
 以前、池袋演芸場でお見かけした記憶あり。
 身体をユラユラ揺らす独特な恰好、軽妙なしゃべくり、そして紙を切らせりゃ日本一!
 お客さんのリクエストに答え、「柏レイソル優勝」「小三治師匠」「煙」「龍」等、即興で切り、そのどれもが客を唸らせる素晴らしい出来に改めて感服させられた。

 【柳家小三治】
 最後は、待ってました!!! のかけ声もかかった通り、まさに待ち焦がれた人多し。原題落語の最高峰。
 出し物は「租忽の釘」。師走なので一年を振り返ってということで、3.11の大地震の時の経験を枕に、おっちょこちょいの大工の引っ越しを、面白おかしく語って、やっぱり上手いなあ・・・。
 重い箪笥(たんす)を持ち上げようと、顔を真っ赤にしての熱演に、ついこちらの力も入ってしまう。オチも小三治流にアレンジしてあるので、話を知っていてもまた別の話として楽しめる。

 本当に久々の生に接して、やっぱり生はいいなあ・・・と、改めて感じた次第。
 今年は娘の高校受験もあり、とにかく出費が多く、なのでなるべく節約を心掛けているのだが、やっぱり時にはこうして楽しむのも必要だ~。
 そのうち、食べもの抱えて、一日池袋演芸場にでも洒落込もうかな?


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立川志の輔独演会 [落語]

 今やプラチナチケット化している志の輔の独演会。
 チケットが発売されるやいなや、5分で完売というのは、もはや常識になってしまった。
 吉祥寺にある前進座での独演会もその例に洩れず。平日10時発売はあれよあれよという間に座席が埋まってゆく。
 あと残り数席でかろうじてGET 出来たのは、本当、運が良かったとしか言いようがない。

 サンロードの入口近くにある老舗ホームラン軒で唐辛子をたっぷり落としたラーメンをすすり、なんとも懐かしい気持ち。変わらない味がいいんだなあ・・・。
 で、その先の古本屋で物色。2冊購入。古本屋を見つけると、どうにも入りたくなってしまうのは、これまた昔からの習性だ。
 時間を見て駅の反対側、ここにはBOOKOFFがあるので、ここも覗いた後、前進座に向かう道路沿いにたまたまあった古着屋でシャツを1枚買う。2200円を1600円にまけてくれて、ラッキー!!

 ・・・と、目的地に辿り着く前にひとしきり楽しんだ後、これまたノボリも艶やかな前進座へ。

 まずは前座の立川しのぽん(志の輔の5番目の弟子だそうだ)が、誰でも一度は耳にしたことのある「初天神」を披露。正直、まだまだこれからだが、若さもまた魅力のひとつだろう。
 そして、いよいよ志の輔の登場。
 このご時世、枕はどうしたって "震災" 話となる。演目がクライマックスにさしかかった時、客席から一斉に「地震警報」が大きな音で鳴り響いたという話には笑った。本来なら携帯電話の電源は切っておくべきなのだが、マナーモード故のハプニングと相成った。

 まずは『茶の湯』。御隠居と定吉というゴールデンコンビ(?)が巻き起こすドタバタ喜劇だ。
 暇を持て余したご隠居が定吉にお茶を買いに行かせるのだが、買って来たのはなんと青きなこ。で、泡が立たないので、そこにムクの皮(ムクの実は当時石鹸として使われていたらしい)を入れたもんだから、さあ、たいへん! 
 
 仲入り後は、三味線担当の女性が、三味線で描く情景描写を楽しく教えてくれた。さすがに着物姿が決まっていて、いい女に思えてしまった。いや、きっといい女なのだろう。うん。

 ここで再び志の輔登場。
 さきほどの古典とは打って変わり、自作の現代もの。題して『メルシーひな祭り』。
 フランスから来日した特使の奥さんと娘さんが、日本のひな人形を一目見たいと、外務省の担当者に案内されて、とある寂れた商店街へ。
 さて、たいへんなのは商店街の人たちだ。いったいどう迎えて良いのやら、チンプンカンプンなのだ。それでも人形屋があるのでそこへ案内しようとすると、そこは人形の頭だけを専門に作るところで・・・。
 人情話というにはバカバカしい展開のつるべ打ちに大爆笑必至の作品は、震災ムードを吹き飛ばすにはピッタリ。こんな時だからこそ、しっかりした話芸を、ちゃんとした笑いを。志の輔はそう考えたに違いない。

 最後には被災地の方々に我々の念を送る一本〆で幕。

 くだらないテレビ番組は無くなってくれてけっこうだが、良質の笑いは欠かせないのがよ~く分かる。


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柳家さん喬 喬太郎 親子会 [落語]

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 『梅雨祓い落語共演』とあるように、(まだ梅雨入りはしてないものの)鬱陶しい天気をバーン! とひと思いに打ち払おうという企画。
 それも親子会とあるように、柳家の師匠と弟子が仲良く(?)揃って顔を揃えるなんて、そうそうあるもんじゃあありません。なので当然チケットも完売状態であります。

 土曜日の午後6時の回という、家庭持ちには罪な時間ではあるので一瞬気が引けたのだが、家族はワタクシの自由にさせてくれました・・・。いい家族ですね。
 しかし、視点を変えれば、最初っから人数に入っていないとも言えますが・・・(泣)

 前進座も2回目なので、勝手知ったる他人の家。
 休憩時間には早めにトイレへ行けよ~。特に女性。長蛇の列になりますから。

 さて、幕が開くと、親子共々揃い踏み。
 脱力系のトークが繰り広げれれた中で、師匠のさん喬が突然、
 「今日は会談話でもしましょうか・・・」
 と、会話の流れでポツリと言ったものだから、さあ、大変!
 予定していた演目をチャラにして、なおかつ、話す順番も変えてのスタートとなったのでした。

 最初は2つ目のさん若。
 突然の変更にあたふた。
 しかし、そこは2つ目とはいえプロ。上手く話をつないで演目へ。
 ハキハキして元気があって、聴いてて素直に楽しくなれたのは、まさに本人の資質でありましょう。

 以下、
 さん喬、喬太郎
 <仲入り>
 喬太郎、さん喬
 と続いて、終了予定時間を45分も押しての大熱演でありました。

 喬太郎は古典と新作を披露。
 新作の面白さには定評があるが、古典も喬太郎らしさ満載で、大いに楽しめた。古典なのに所々で現代的な単語を挟んだりして笑いを誘う。
 一方、さん喬は、枕の時は割とボソボソと呟くような喋りで、けっこうネガティブなんですね。ぐちっぽいと言うか。
 ところが本題に入ると、これまでのボソボソが嘘のように、上手な語りと人物描写で、グイグイと客を引きつけてしまう。特に人情話には独特のセンスを発揮し、ついもらい泣きしてしまいそうになる。

 やっぱり落語は面白い。
 それを再確認した夜だった。

 帰りにラーメンを食べて、結局家に辿り着いたのは、夜の11時半頃だった。
 家族はすで寝静まっていた。
 こんな父親だけど、許してね♥♥♥

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立川志の輔独演会 [落語]

 「志の輔独演会のチケットが取れたので行きませんか?」
 そんな便りが届いた。
 相手は、和服の美女。
 こんな美味しい誘いを断るほど、ワタクシは成人君主ではありません。
 ただし、開始が6時だという。
 我が社の終業時間は6時。
 なので、会社を一時間早く早退するという暴挙に出ての決行なのであった。
 楽しみには<痛み>が伴う。だからこそ楽しみは何倍にもなる・・・。

 吉祥寺、前進座。
 待ち合わせは5時45分。

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 吉祥寺駅から徒歩(早足)10分。
 前方に艶やかなノボリが見えた時には、よっしゃ! と、一人小さくつぶやいた。
 簡単な道であっても方向音痴にとっては棘道(いばらみち)なのだよ。

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 入口にはこんな案内が。
 チケットは即完だったらしい。今日運良く観られるのは、実はキャンセル待ちでたまたま手に入ったからだそうだ。まさにプラチナ・チケット!!

 和服の美女は5分遅れでやって来た。
 その前にメールが入り、転んだ? とか。
 おいおい、大丈夫なのか?

                         ☆

 志の輔独演会は定刻開始。
 まずはお弟子さんの立川志のぽんが「たらちね」という、誰でも知っている話を披露。まだ話がバタバタあわただしく、もっと<間>と<人物の使い分け>が出来たらいいねと思った。素人のくせに生意気言ってごめんね。

 ついで志の輔の登場。
 日常的な話題から継ぎ目が分からないように、いつの間にか本題に入っているのはさすが。新作落語で、これがバカバカしくて面白い。
 「バールのようなもの」という話で、"のようなもの" って何だ???
 その??? に、場内、大爆笑!!!

 休憩をはさんで、第二部。
 今度は先ほどと打って変って古典で攻めて来た。

 日頃から奉公人に対して小言の多い番頭さん。
 ところが出かけて来るとみんなには言い置いて、途中で着替え、太鼓持ちやら芸者やらを引き連れ、屋形船に乗って花見と洒落込む。さらには酒に酔い、花見客でごった返す場所で鬼ごっこまでする始末。
 顔を扇子で隠してはいるものの、それを大旦那に見られてしまったから、さあ大変! あたふたと退散し、風邪をひいたと嘘をつき、布団に潜り込む。
 大旦那はそんな番頭を呼び・・・。

 前半は番頭さんのジキルとハイドよろしく、あまりに違う行動に笑い、後半は人情話となり、大旦那の番頭への厚い思いやりに涙を誘う。
 正直、志の輔がこんなに古典が上手だとは思わなかった。いや、初めて聴いたんですけどね。
 こりゃあ、一度聴いたら癖になるよなあ・・・。

 終演時間を押しての大熱演に、観客は大満足。
 会社を早退して来て、本当に良かった!!!

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 帰りは不慣れな吉祥寺の街を、和服の美女に連れられて、食事と相成った。
 長くなるので、ここは割愛。
 こんな夜もまた、楽し・・・。
 

タグ:美女
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ルミネ the よしもと ② [落語]

 前回観たのが確か5月だったので、約5ヶ月ぶりに「ルミネ the よしもと」を観に、新宿アトレにやってまいりました。もちろん相方は娘のH。

 このところ暑かったと思ったら、急に冷え込んだりと、寒暖の差が激しく、体調維持に苦労します。TAOは毎年ちょうど今頃、夏から秋への季節の変わり目に体調を崩してしまいます。今年はなんとか持ちこたえていますが、やはりいまいちっぽくて、全身がだるい。どうやら夏の不摂生が祟(たた)っているようです。

 今日は生憎と朝から雨模様。どうやら娘もTAO同様、体調が今一つ芳(かんば)しくないようで、あれほどあった食欲が減退しているではありませんか! まあ、それでも平均的小学5年生の食欲に比べれば、まだ多いようですが(笑)

 さて、今回の目的も『南海キャンディーズ』です。なんせ娘がしずちゃんファンなもので。しかし笑ったのは、南海キャンディーズのやまちゃんが、自分の人気がしずちゃんに比べて低いのを気に病んで、「やっぱり南海キャンディーズはやまちゃんだと思う人!」との質問に娘が拍手をしていた事です。後で聞いたら、どっちもどっちという答えでした。
 残念な事に、今回観たネタは前回観たのと同じネタでした。せっかくなら違うネタを観たかったものです。次回(?)に期待という感じですかね。

 今回娘が一番受けていたのが『バッドボーイズ』。声帯を広げる為に「ドラゴンボール」を歌うというシチュエーションにすでに大受け! で、小学生のような可愛い顔つきをした片割れの気合の入った歌い方にさらに大爆笑!福岡出身との紹介に、上方芸人とはちょっとニュアンスの異なるたたずまいもまた異色だった。娘曰く、(笑い過ぎて)お腹いて~!!!

 TAOは初めて観る『ロバート』のめっぽう濃いキャラに圧倒されました。変なヘアースタイルに過剰な兄弟LOVE、そしてバカバカしい歌! そのはみ出しまくりの存在感に、ふと、油まみれの天丼を思い浮べて、胃がもたれそうになった・・・。オエッ。

 それ以外の若手もみんな面白く、なかなかのレベルでした。
 また、『いくよくるよ』『ちゃらんぽらん』といったベテラン陣も、きっちりと自分の仕事を見せてくれました。特に『ちゃらんぽらん』の、すべてに渡って "中途半端やなあ~" のギャグのつるべ打ちには笑いが止まりませんでした。確かにここまで "中庸の人"(相方の事) なんて、ギャグとはいえ、なかなかおりませんなあ・・・(笑)

 休憩を挟んで後半は吉本新喜劇(?)
 『ガレッジセール』を主役に、従来の新喜劇程ベタな人情物にはならず、楽しめました。途中、「DEATH NOTE」のLが登場したり、刑事役の人が脇を鳴らすといって、両肘を身体にバシバシ打ちつけて真っ赤になったり、身体を張ったバカバカしい芸もてんこ盛りで、こちらも存分に楽しませていただきました。

 前回同様、今回も入口でもらったコインで、オロナミンCが飲めたのが良かった。ただし、休憩時間の5分は短過ぎ。女子トイレにはかなりの人が並んでいて、アナウンスを聞いて途中で席に戻った人多数有り。娘はなんとか間に合ったから良かったけれど。

 帰りは歌舞伎町まで戻り、前回も利用したロッテリアでえびバーガー・セットを食べる。ふりふりポテトは美味しいが、セット価格が600円を超えるのはちょっと高い。やっぱり希望は500円。それと喫煙席が多いのがマイナス。なんせ子供連れなもんで。

 ルミネ the よしもと第2回目。今回も十分楽しませていただきました。
 家に帰って来るとさっそく11月のパンフを眺めて、来月も行きたいな~と、ねだってくる娘。そう毎月毎月はいけないよお・・・と、諭すTAO。前売りでも二人で8000円、やっぱり厳しいですよ。
 まあ、また時期を見て観に来る事はお約束致しましょう。やっぱり大人が観ても面白いですから。
 
 


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灼熱の落語感謝祭 [落語]

 暑い! ただもう暑い!

 清里から帰って来たら、東京はそりゃとんでもないことになっていて、35C゜? 36C゜? まさに地球火星化計画進行中!
 なんでもコンクリートの照り返しで、都市の体感温度は43C゜だそうで。これじゃあまるでラスベガスじゃないの! こうなりゃ土星の輪でもカチ割って、カクテルなど作り、キンと冷やして飲み干したい!(すいません、あの輪は氷じゃないんですけど・・・)

 そんな猛暑ならぬ酷暑の中、東京都台東区谷中にある全生庵で、「落語協会’07 感謝祭」が開催された。
 よりによってこんな過酷な夏に、やる方もやる方なら、行く方も行く方だっての! 命知らずのバカ同士、果たして勝負の行方はいかに???

 ちなみにどうしてこんな祭りを知ったかというと、会社の落語好きな人にチラシをもらい、つい、うっかりと、行ってみようかなあ~と、口を滑らせたのが運の尽き。暑いからって、今更行けませんでしたなんて、言えねえ、言えねえ、絶対に、言えねえ。
 という訳で、半ば男の意地で出掛けたのだった。

 で、出掛けるまではまだ良かったのだが、やっぱり暑いものは暑い!
 <心頭滅却すれば、火もまた涼し>って、禅僧の坊さんじゃあるまいし、気力だけでは太刀打ち出来るものではありません。
 しかし、世の中はバカ増殖中なようで、額から汗を滴らせた異様な面容で、同じ様に道行く人影あり。むさ苦しさのオーラを全身から発しております。

    

 かと思えば、あらあら、和服姿の小粋なご婦人が。
 うなじの白さが、どうにも艶かしいじゃありませんか!
 歩き方も妙にさまになっている。
 上品な身のこなしなんて、一長一短で身につくものではございません。若さだけじゃない、やはりある程度の年齢を経なければ・・・。酸いも甘いも噛み分けた大人の女の匂い立つ色気が、妙に気になる今日、この頃。
 そういやあ最近、小股の切れ上がったいい女に、とんとお目にかかりません。どうにも寂しくていけませんな。(ここは江戸時代か? それに、だんだん年寄りの愚痴っぽくなってきたし・・・)

 ふらふらと、後ろ姿に引かれて後をついて行くこと、6、7分。前方に紅白の垂れ幕あり。
 全生庵の境内は想像以上に狭く、落語家自前の出店と、この炎天下に駆けつけた酔狂な客とで、それなりに盛り上がっているではないか。

    

 横を向くと、柳家僑太郎師匠が気軽にサインに応じていたり、お囃子のお姉さま方が美しい声を披露していたり、はたまた昔懐かしの "冷凍みかん" を売り歩いていたりと、まあ、様々。

    

 しかし、日陰も少なく、さてどうしたものか?

    

 せっかくなので、本堂の階段に腰掛けて、冷やしきつねうどんをすする。いつもなら冷たいそば、うどんの類など、めったに食べはしないのだが、今日に限っては "氷入り"が嬉しい。

    

 ゆっくりと腰を落ち着ける場所もないので、一回り覗いた後、ほうほうのていで退散したのだった。
 
        

 次回は是非曇天で。


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ルミネ the よしもと [落語]

 テレビ東京で放送中の「おはコロ」(毎週土曜日、8:30~)の影響なのか、娘の尊敬する人ナンバー1は南海キャンディーズのしずちゃんだそうです。
 誰を尊敬してもいいけれど、なんで? と、思わずにはいられません。きっと尊敬と好きがごちゃ混ぜになっているのでしょう。さすがに白々しく父親とか言われても困りますが。

 そんな理由から南海キャンディーズを見に、よしもとザ・ルミネに娘共々行って来ました。
 新宿駅改札前の元気の良い呼び込みのお兄さん2人に、どこから行くのが一番近いのか聞き、ついでに5月6月分のスケジュール表ももらいました。娘は "優しくていいお兄さんだねえ~" と、喜んでいました。こんなところからもお客を大切にするよしもとの姿勢が感じられ、ちょっと嬉しい気分にさせられます。

 "1じ3じ" の回(他に "4じ6じ"、"7じ9じ" の回がある)ということで、ルミネのエスカレーター前のパン屋で軽い昼食を取り、7Fへ。

 開始時刻まで30分ほど余裕があったので、ロビーの土産物売り場で南海キャンディーズのまさにキャンディーと、同じくシールを買いました。思いっきり策略に載せられてる娘。まあ、記念品なのでつい買っちゃいますけどね。
 また、入り口でオロナミンCと交換出来るコインを手渡され、タダだー!っと、騒いで飲んだりしてました。

 時間も迫り、席に着くと、あれまぁ、超満員!  娘が最年少か? と、思ったら、最年少・・・赤ちゃん、でした。

 場内が暗転して、いよいよ開演です。
 オープニングは・・・予想外、南海キャンディーズです! 娘、大喜び!!!  前半はアイドルになると決心したしずちゃんに、やまちゃんがアイドルの心得を説くくだりが、後半はストーカーとなったやまちゃんの奇妙な動きが面白く、あっという間に終わってしまいました。

 続けてピース、カナリヤ、ルート33、麒麟、大木こだまひびきが次々に登場し、観客を笑いの渦に巻き込んでゆきます。
 TAOが知っているのは麒麟木こだまひびきだけでしたが、どのコンビも十分笑わせてくれました。麒麟の片割れの人(すいません、名前まで覚えてません)は相変わらずDJ顔負けの美声で、受験生を励ます(?)DJ役を披露してくれました。一方、大木こだまひびきは、さすがベテランの味を見せつけ、ネタもそうですが、存在感で魅せてしまうのには脱帽させられました。

 休憩を挟んでの後半は、よしもと新喜劇です。
 正直言って、大阪人が好むこの泥臭い新喜劇という舞台のどこがいいのか、これまでぜんぜん分かりませんでした。しかし、今日、こうやって生を見て、初めて面白いと感じました。特に出演していたほんこんは、どこまでが演技で、どこからが地なのか判別出来ないくらいはまっていて、その台詞と仕草がおかしくてたまりませんでした。

 帰りにロッテリアに寄り、娘はチョコレートケーキとイチゴシェーキ、TAOはリブサンドバーガーセットを頼む。途中リブサンドとイチゴシェーキを交換したりしながら食べたのでした。
 
 ぜひまた機会を見つけ、娘と見に行きたいと思います。


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白鳥・喬太郎 二人会 [落語]

 新年の池袋演芸場とは違い、新春のお笑いは、霞ヶ関にあるイイノホールでの落語。仕事帰りにひと笑いしてもらおうという趣向であろうが、会場6:00、開演6:30分は正直言ってキツイ。同じ都内に職場のあるTAOも、駆けつけるのに四苦八苦。到着は始まる3分前だった。
 それを見越してか、オープニングの20分は二人の雑談で、その間にお客が結構入って来ていたことからも、慌てて仕事場から駆けつけた様子。出来れば7:00始まりにしていただければ、余裕もあるのだが。

 この二人会、今回で3度目だそうで、息が合っているのか、ずれているのか、微妙な間合いを醸し出している。その上、サブ・タイトルが~デンジャラス&ミステリアスと来たもんだ! さてさて、何が飛び出すやら、お立会い!

 演目と感想は以下の通り。

 ◆ガマの油売り(柳家喬太郎)
 誰でも知っている、もしかしたら日本で一番ポピュラーな話かも。喬太郎は前半を古典そのままのガマの油売りを演じ、流れるような(?)口上で客を引きつける。おっと、こいつは古典も出来るのか? と驚かせておいて、後半は同じ話に酔っ払いの油売りというキャラクターを登場させた。どこか頼りなげで情けなく、しかし小心者で憎めないキャラに、つい笑いがこぼれてしまう。話は案の定、止まらなくなった血に右往左往。これはお約束ですね。

 ◆給水塔の幽霊(三遊亭白鳥)
 お囃子からしてチャイコフスキーの「白鳥の湖」というから呆れ返る。話は田舎の中学校を舞台にした青春&ホラー巨編といった趣。都会からの転校生とクラスの美少女が、校舎の裏でキスをしていたと勘違いをした田舎中学生二人組が、幽霊が出るという噂のある塔に転校生を呼び出して怖がらせようとするのだが・・・。肝心の幽霊が出て来ないと思ったら、最後の最後にオチがあった。

 休憩を挟み、後半は、

 ◆与太郎カーナビ(三遊亭白鳥)
 大学で人気の美女を誘うために車を手に入れようと決心した貧乏学生。所持金は何と4000円! とにかく安いと評判の中古車屋に行くも、紹介される車はひと癖もふた癖ある車ばかり。そんな中からカーナビつきのスバル360を購入し、いざデートヘ。しかし、このカーナビが喋り出したからさあたいへん! 白鳥流スラプスティック・コメディの一遍。

 ◆竹の水仙(柳家喬太郎)
 前半は「富くじ?」と思ったが、違った。潰れかけた宿屋に宿泊している老人は、朝から何をするでもなく、酒を飲んでばかり。痺れを切らしたおかみさんは、旦那に宿賃を取り立てるように言い、気の弱い旦那は逆らえず取り立てに行くものの、客は一向に払う気配もなく・・・。喬太郎の語り口はかなりウエットで、どことなく東京言葉の吉本新喜劇のよう。笑わせたり、ホロリとさせたり、臭いと言えば臭いのだが、ついこちらも引き込まれていたりする。

 白鳥は田舎者のコンプレックスを巻き散らし、喬太郎は以外や以外、(創作)古典で攻めて来る。どちらの話も笑わせていただきました。

 気がついたら夜も9時を少々廻っていて、ちょうど良い按配(あんばい)。さて、帰りの途中で居酒屋あたりに寄って、美味いビールの一杯でも飲んで帰りましょうか。


本日の演目。みんなこれを写真に収めていました。


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「放送禁止落語大全」 [落語]

 快楽亭ブラックなる異な名前は、耳にしたことが何度かあるものの、実際の落語には接したことはありませんでした・・・まあ、今もないのですが。
 その名の通り、艶笑話というか、お下劣な猥談を得意としているハーフな落語家が、昨年と今年に本を出版しました。本のタイトルがズバリ『放送禁止落語大全」』&『放送禁止落語大全2』。

 もともとマイナーでアングラ好きのTAOのこと、目を背けようとすればするほどこの手のものに引きつけられてしまうのは哀しい性でしょうか。誰でもが知っている一流どころを堂々と聴いてみたい、読んでみたいと一瞬考えたりもするのですが、結局は誰も知らない "オカシナモノ" に惹かれていく、この因果な性格は、年を重ねても一向に直る気配がありません。

 さてこの本、何が放送禁止なんでしょうか?
 それにしても目次を開くと目に飛び込んでくる怪しげなお題目の数々!
 一巻目だけでも「イメクラ五人廻し」「文七ぶっとい」等々・・・。少なくとも電車の中では読みたくない本と言わねばなりません。

 それでは、ちょっとばかり一冊目の方を覗いてみるとしましょうか。

 ◆道具屋・松竹編
 売れないガラクタを売るこの噺、どこかで聴いた気がすると思ったが、こちらの知識不足で元ネタが分かりませんでした。しかしまあ、前半は天皇家をおちょくる、下ネタ爆裂のお下品さに唖然! こんなこと言っていいのか? RIGHT SIDE の方が読んだら、街宣車で乗り込んで来そう。

 ◆イメクラ五人廻し
 取材に行った目黒の秋刀魚ならぬイメクラ噺から始まり、風俗嬢から見たアブノーマルな客の痴態の数々を再現したような趣(おもむき)。ここにあるように、確かに変な客は多いらしいです。シナリオ持参派、コスプレ命派、挙句はただ眺めているだけ・・・とか。人の性の深さを垣間見させてくれます。で、昭和天皇のお后から、破門になった立川流同門まで、やっぱり出て来ちゃいますね。

 ◆一発のオ〇ンコ(〇は自主規制です)
 今では懐かしい「一杯のかけそば」のパロディ。それにしても何であんな話が大受けしたのだろう? 昔も理解出来なかったが、今も出来ない。ああいう嘘臭いエセ感動話に涙を流す白痴的善良市民って、いったい何なんでしょうか? 「あるある~」を盲信して納豆を買いに走る人たちと裏でつながっているような気もしますが・・・。
 風俗人情噺として、バカバカしく単純に笑えます。

 この本には「道具屋・松竹編」「全女番」の二編が付録のCDに収録されていて、生の舞台の様子がうかがわれます。それにしても、生の方が活字より更にドギツイです。快楽亭ブラック本人の解説にもあったように、怒って途中で帰る客がいるというのも分かるような気がします。

 何やら世間では落語がブームとか。まだ10代の方とかもカップルで聴きに来たりしていて、ちょっと羨ましくなります。これをぜひ一過性のブームで終わらせないように、彼等、彼女等にお願いしたいものです。
 でも、カップルでブラックの落語は聴けないだろうけれども。

  

 


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一年の計、落語にあり [落語]

 一月第二週は、精神的、肉体的にも、まだ正月の延長上にあるような気がするのは、TAOだけだろうか? そんなことを思いながら、取り損なった半休の代休を、12日に取ってしまった!
 なぜそんな無謀なことをしたかというと、半ば年頭行事と化している年明け早々の落語を聞きに行くためなのだ。

 落語は一ヶ月を10日ごとに分けて、それぞれ<上席・中席・下席>と呼ぶ。一月は中席(20日)までをお正月興行と呼び、一人当たりの持ち時間を通常より短くする代わりに、出演する噺家を増やす。なので、いつもよりいろんな噺家の話が聴ける。

 仕事をさっさと切り上げ、昼飯も食べずに、向かうは池袋演芸場!
 平日の昼間だから人がいないんじゃないかと、一抹の不安を胸に抱いて中に入ると、あれま、満席じゃありませんか!
 話が終わるのを待って、どうにか空いている席を確保(混んでいる時は、話の途中にごそごそと席に着くのはご法度ですぞ)。それにしても、よくもまあ、これだけ人が入っていること! 噺家も言っていたっけ。 "みんな何している人?" って。

 途中入場なので、後半からしか聴けなかったのは残念だけれど、みな面白く、正月にテレビを見ないボクとしてはまさに初笑い!
何で見ないのかって? 漫才まではいいのだけれど、バラエティ番組はただのバカ騒ぎでしょ? だいたい、下品な笑いって嫌いなんです! 笑いは知性ですよ、ち・せ・い♪

 まあ、そんなことは良いとして、印象に残ったのは、

 古今亭志ん輔・・この人は形態模写が実に上手い。酒を飲む仕草はまさに絶品!
 柳家さん僑 ・・・・まくらの部分では、ぶつぶつぼやきに近い口調で笑わせ、本題に入ると強弱のはっきりした声で、話が生き生きしている。女形をやらせても良し。
 柳家僑太郎・・・・・現代落語の第一人者。この日は、嫌な上司と飲む話。キャバクラに行って横についた美人姉妹とは・・・。
 柳家小三治・・・・さて、何を話しましょうか・・・と、漂々としたたたずまいと独特の間は、もはや芸を超えたか? 富くじの話に大笑い!

 昨今は、右を向いても左を向いても、嫌なニュースばっかり。
 そんな時は、せめて落語でも聴いて、楽しく笑って過ごしたい。


さすがにお正月、にぎやかに噺家さんの名前が並んでおります。壮観!


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